加治まやさん

かじ・まや

モデル・ライター。雑誌や広告でモデルとして活躍する他、BSジャパン『大江戸かわら版ワイドショー』、Eテレ『趣味どきっ! 京都・江戸魔界巡り』などの歴史番組やTBS『クイズ!オンリー1』などのクイズ番組にも出演する。東邦出版社『ジャパンクラス』にて日本史コラム連載中。2019年2月より在バングラディッシュ日本国大使館文化交流サポーター。

美術検定2級、江戸文化歴史検定2級、国宝検定上級、世界遺産検定3級

 

 

 

Q1 美術検定を知ったきっかけ、受験しようと思ったきっかけをお聞かせください。

美術展で美術検定のチラシを見たのがきっかけだったと思います。大学で美術史を専攻していたので、自分の知識を可視化できたらいいなと思い受けてみました。

 

 

Q2 美術検定の受験に向けて、どのような勉強をされましたか。

   

 公式問題集と過去問を使って、自分が苦手な近現代の美術を中心に勉強しました。美術館に行くのが趣味なので、後から思えばこれが一番の勉強になっていたかもしれません。

 

 

 

 Q3 美術検定を受験されたことで、美術に関して新しい知識や、新しい楽しみ方など、発見はあったでしょうか。また、お仕事や生活上で活かされていることなどありましたら教えてください。

 

同じ絵画作品一つ取ってみても、その時代背景や作られた経緯、材質等を知っているか知らないかで見え方が全く違うんだな、知識は感性に作用するんだな、という発見がありました。また、旅行に行った時の楽しみ方が増えました。

 

仕事でも美術に関するライティングの仕事が入るようになりました!

 

 

 

Q4 これから美術検定を受験される方に、おすすめの勉強法があれば教えてください。また美術に関する本やTV番組、インターネットのサイトなど、良くご覧になっているもの・おすすめのものがあれば教えてください。

 

上にも書きましたが、一通りテキストをこなしたら、あとは本物を見に行くのが一番頭に残ると思います。

美術館の常設展は時代別やテーマ別に並んでいることが多いので、テキストの復習にもってこいです。

 

美術に関する本としては、展覧会に行った際によくカタログを買って読んでいます。

カタログは一見高く思えますが、全部の作品に解説がついていて、且つカラー写真の豊富さを考えると超お買い得なのです!

 

 

 

Q5 美術館での3密対策など、美術鑑賞の環境も変わりつつあります。今どのように美術を楽しんでいらっしゃるか、またこれからどのように美術を楽しんでいきたいか、お聞かせください。

 

最近は予約制になっている企画展に行っています。普段より人数が制限されているので、作品も見やすく快適です。また、お寺や石仏など、外でも作品の造形美を楽しめるものもあります。銀座などの画廊も美術鑑賞ができる穴場スポットです。美術館ほどの混雑もない上、"今"の美術を体感できるのでおすすめです。

 

 

※本インタビューは2020年9月に収録されたものです。

No. of products by the author
0
Review
0(0)
No. of students
3075